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「焚くほどに風がもて来る落ち葉かな」(良寛)
あまり実りの良くない我が家の柿の木は、今まさに落葉の絶好期、道路の清掃が大変だ。
しかし柿の枯葉の絶妙な色具合には感嘆する。
2020年のカレンダーもあと1枚となってしまった。
霜月の秋晴れの静かな休日の朝、2020年を振り返る気持ちになった。
2020年はまさにコロナ禍の一年と言える。
第一波は5~8月で、我社も政府の休業要請を受けて、勤務時間の短縮、自宅待機の政策をとった。
現在、第二波欧州主要国が連日一万人を超える感染者で、再びロックダウンの危機を迎えている。
日本も他人事ではなく、明確にトレンドが上昇に転じている。
コロナは「低温、低湿」な環境に強いそうで、北海道の急増はその前触れかと恐れてしまう。
今冬はインフルエンザとコロナとダブルになるので、インフルエンザの予防接種をすべきだという意思の助言に従い私も初めて受けた。
飲食店等の直接コロナ禍の影響を受ける企業は惨たんたるものであるが、その他は何とかしのいでいるのも現状である。
当社も相続税の依頼の増加などで、何とかしのいだ一年となりそうだ。
私自身、喉が痛く風邪の症状が10日程続き、コロナを疑い、不安でしたが、コロナ疲れ、コロナ慣れしている今日、もう一度ひきしめてゆきましょう。
春の来ない冬はない!
朝夕は肌寒く、夕方5時頃は薄暗くなり心細くなります。
当事務所内に人事の移動があったのでお知らせ致します。
先ず、久しぶりに、簿記の知識はあるもののIT事業関係に従事していた、若い女性を採用致しました。宜しくお願い致します。
それから11年勤務した税理士、安食氏が体調不良のため税理士を8月末、廃業し退職致しました。
彼は資産税一筋のプロでしたので事務所としては痛手ですが、彼の残してくれたものを受け継ぎ、組織として対応してゆく方針で進めております。
今年は相続税の申告依頼者が多く、職員の勉強の機会も増え、嬉しく思っています。
相続税は法人税のように継続性がなく臨時的な税金のため10年で2~3件という税理士も少なくありません。
特殊な税法も多いですが、誤りは許されないので、特に慎重さが必要です。
当事務所は幸い多くの事案を経験する事で対応する力は充分ですので、何なりと御相談下さい。
今年の楽天イーグルスは今3位ですが2位に食い込まないとCSには進めません。
もう少しがんばれ!
台風10号が接近して、気象予報士が「かつて経験した事ない暴風雨」と言っているのを聞くと、空恐ろしくなります。。
さて前に改正民法における遺言の改正について書きましたが先週、仙台法務局に行って詳しく内容を聞いてきましたので、関心のある方はご連絡ください。
今日は民法改正のもうひとつの目玉「配偶者居住権」について紹介します。
これは配偶者が住んでいた自宅を所有権と居住権の2つに分けて相続する仕組みです。
メリットは土地、建物どちらも評価額が通常の所有権より大分低くなるために、配偶者は一生、今まで通り自宅に住み続けられ、預貯金等を取得しやすくなるので、親子間の分割でもめそうなところは利用できそうです。
評価の計算は複雑なので担当者にお聞きください。
配偶者居住権は配偶者の死亡によって消滅し所有権を持つ子が、その土地、建物全体の所有者となるので、子は相続税の負担なく、自宅を取得できるので第二次相続の節税対策になるかもしれません。
この法律は2020年4月以降の相続から適用となります。頭の片隅に記憶しておいてください。
台風10号すみやかに通過しますように。
ようやく、梅雨も明けると盆休みとなり夏休み、そして夏祭りの季節と、お休みムードになるのだが、今年はそうはゆかない。
コロナの第二波が怖すぎる
会社組織にしている税理士業務以外の事業活動をしている(有)斎藤経営は今、第38期の最中だ。
会社の平均寿命は昔は32年と言われていたが、最近の調査(朝日新聞2019.6月)によると23.9年だそうで、会社の寿命は短くなってきているが、コロナ禍でもっと寿命が縮まるだろう。
企業はゴーイングコンサーン(永続企業)を目的としている。
社員も永続企業を前提に住宅ローンを借り入れ、安定した生活を望んでいる。
我社も今般、ゴーイングコンサーンを考慮し、組織の若返りを計った。
代表者に小池直弥総務課長を抜擢した。
私は会長として、経営に支障のないように指導してゆきたいと思っている。
尚、税理士業務については、変わりなく私が所長としてその任にあたりますので今後共よろしくお願い申し上げます。
コロナ禍の中、がんばっている楽天イーグルス、是非優勝して欲しい。
毎日、梅雨模様です。熊本は豪雨で大変な事になっています。
コロナ禍も重なり毎日うっとうしいですが、ひとつだけ明るいニュースがあります。
それは楽天の遅い開幕からの快進撃です。
その要因は中途採用者の予想外の活躍です。
鈴木大地のハツラツとしたプレー、涌井・牧田の貫禄あるマウンドさばき。彼等30過ぎの当年採用者に加え、昨年採用者の浅村との絶好調、それに加えてはえぬきの2年目、辰己と太田の成長が著しい。これらの選手に引っ張られるように島内、茂木等もハッスルと、無名で地味な三木監督も毎日、楽しく仕事している事でしょう。
実は当社も力のある中途採用者の求人活動もしているところです。新卒を1から教育してゆくのも大切ですが、即戦力の魅力も中々あなどれず、悩ましいところです。
プロ野球の選手と同じように、さまざまな企業の中でも精一杯ポジティブに努力し、そして謙虚さも併せ持つ選手そして社員がファン、そしてクライアントの期待を担う者となるでしょう。
楽天の好調も一時的なものでなく、今年のコロナ禍の中、優勝を期待したいものです。
コロナ禍も3ヵ月経ち「休業解除」も出て、街の雰囲気も明るく、人の流れも賑わいを見せてきた。でも2波、3波が怖い、注意しましょう。
さて今月7月10日より民放改正の目玉のひとつである遺言制度の改正の実施が始まる。
遺言制度は今まで、「自筆証書遺言」と「公正証書遺言」のどちらかが使われてきた。
「自筆証書」は家庭裁判所の検認が必要で、記載内容に不備や誤りがあったり、内容が不明瞭だったり、また相続人間で真偽の争いがあったりと、使い勝手が悪かった。
しかし法務局での自筆証書遺言の保管制度になると、保管時に形式的チェックが行われるため、この制度を利用することで、紛失、破棄、形式不備のリスクはなくなり、検認の手続きが不要になるなどのメリットができます。
この制度が本当に使い勝手がよいものかどうか、私自身、法務局に出向き、自分で遺言を試みたいと思っています。
私の体験からもアドバイスできる事があればと思いますので、どうぞご相談ください。
梅雨に入りますが、新型コロナの怖さを忘れず頑張りましょう。
新型コロナの災禍は先が見えない。
日経新聞である大学教授は「緊急事態宣言発令」によって個々人が思考停止に陥って、私たちが戦後の憲法下で大切に守ってきた諸々の自由というものを失う危険について述べている。
そして、「為政者は一度手にした権力を手放さず、それはどんどん広がる可能性はあっても元に戻すのは至難の業であり、コロナ禍を克服しても民主主義社会が壊れてしまっては意味がなく、命も自由もどちらも守る戦いが今、始まった。」と述べている。
人間にとって重い問題だ。
我国は第二次世界大戦において個人の自由など全く無視された全体主義の犠牲になった苦い経験を持つ。
同じ日経新聞4月21日号で日本電産会長の永守氏は「コロナ終息後は全く違った景色になる。利益を追求するだけでなく、自然と共存する考えに変えるべきだ。地球温暖化がウイルス感染に影響を及ぼすとの説もある。自然に逆らう経営はいけない。今回は戒めになった。50年間自分の手法が正しいと思って経営したが間違っていた。反省する時間をもらっていると思い日本の経営者も地震の手法を考えて欲しい」と言っている。
このような経営者が居る限りそして私達が自覚している限り、自由を失う国にならないと確信したい。
梅雨に入りますが、新型コロナの怖さを忘れず頑張りましょう。
本日(4月7日)、政府は7都府県に対して5月6日までの緊急事態宣言を発令した。まさに今からが新型コロナウイルス対策の本番に入る。
税制支援措置の大枠が固まったようだが、4月1日現在で固まった主な項目についてお知らせします。
① 国税関係の特別法により、本年2月1日以降に申告期限が到来する国税(法人税、消費税、源泉所得税)について猶予対象となる。
条件は一定期間の収入が前年同時期と比べ大幅に減少しており国税の納付が困難な場合。
「大幅な減少」がどれぐらいになるのか現在未定だが、猶予税額については、減少した収入額がそのまま猶予されるようだ。
売上が1,000万円減少したとすると、その1,000万円が猶予税額の上限になるようだ。減少額がそのまま猶予税額に直結するというものだ。
2月決算、今月申告法人より対象となるので、近く具体的な制度も発表されると思うが、当事務所も該当企業がある時は早めに相談したいと思っています。
猶予期間は一年限定の担保なしとなるようです。
上記の「大幅な減少」が4月7日の閣議で「一定の期間(1ヵ月以上)において20%以上の減」に決定されました。
② 消費税の簡易課税制度が事業年度の途中でも適用変更が認められる事となりました。
世界中が今コロナウイルスの傘下にある。
感染症の歴史は古く、ペスト、天然痘、結核、コレラ・・・と人類が歩んできた失敗と成功の長い道のりだ。
特にペストはクマネズミのノミから感染し、苦痛や手足の腐敗をもたらし、患者は通常3日以内に死亡した。
致死率は約7割で、1374年に発生し17世紀ぐらいまで続いたパンデミック(世界流行)となり、当時の世界人口の4分の1に当たる約1億人が死亡した。
日本は島国であり、当時鎖国していたので、世界流行を免れた。
その時のトラウマが今日の過度とも思える防御策になっているのだろう。特に中国は震源地でもあり、国の存亡と威信がかかっている。
天然痘は18世紀に発生しインドで3万人、イギリスで4万5千人、日本では第二次世界大戦後流行し約3千人死亡したが、ジェンナーがワクチンを開発し終息した。
結核は明治時代は死病であったが、結核菌はコッホによって発見されワクチンの開発で終息したかに見えたが、日本では今日でも約1万8千人が発症し年間約2千人が死亡しているそうで、まだ恐ろしい病気だ。
確定申告の最中ですが、うがい、まめな手洗いとマスクでこの危機を乗り越えましょう。
暖冬で雪もなくスタッドレスタイヤが活躍する機会もない此の頃、一大事は新型コロナウイルスだ。
報道によるとインフルエンザが原因の死亡者が日本で1万人程との事、インフルエンザはコロナウイルスの比ではないのかと別な驚きをしたりしています。
ある雑誌で面白い記事が出ていたので紹介したい。
高尾山(東京)の薬王院に掲げられている「つもり違い十箇条」にはこう記されています。
高いつもりで低いもの・・・・教養
低いつもりで高いもの・・・・気位
深いつもりで浅いもの・・・・知識
厚いつもりで薄いもの・・・・人情
薄いつもりで厚いもの・・・・面の皮
強いつもりで弱いもの・・・・根性
弱いつもりで強いもの・・・・我
多いつもりで少ないもの・・・分別
少ないつもりで多いもの・・・無駄
なるほど、人の特徴を見事に言い当てています。私など赤面の至りで大笑、苦笑でした。
皆さんはどうでしたでしょうか。「つもり違い」に陥ると周りが自分の思っているように評価してくれないので、毎日不機嫌そうな顔にもなるでしょう。
令和初の正月休みの9連休もあっという間に終わり、令和2年、西暦2020年の仕事は開始されました。
最近、天皇の継承や何かで連休が多くなりましたが、何かゆっくりと休んだ気がしないので個人的なものと思いますが、何かに追われているような感じがします。
山の会の原稿締切が迫っているとか、あの会社の資金繰りとか、この会社のM&Aの行末とか、我社の事業承継とか、はたまた最近の異常な気象現象は地球温暖化に間違いないのに、アメリカの態度はどうなっているのかとか、中東の情勢の危うさなど、かく色々戸惑いがあるのが原因かと自己分析しています。
そして今年は東京オリンピックの開催があります。何かと日本は賑やかになるでしょう。その喧騒の中で自己を失わず、マイペースを保ちたいと思います。
一方、東北楽天イーグルスは、よく知らない監督のもと、美馬、嶋などが去り、松井が先発になり、入団するのは盛りを過ぎた人、一体どうなる事やら予測不能ですが、現在居る若い選手にとっては大いに活躍の場があると言えるでしょう。
今年は何が起きるか予測できない中、特に注意深く生きる必要がありそうです。
今年もよろしくお願い申し上げます。
今年もあっという間に平成から令和に変わり、令和元年も終わろうとしている。
近年の税理士事務所の最大の関心事であり、しっかり対処しなければならないのが平成30年改正の非上場株式等の抜本的な改正で新たに設けられた納税猶予制度(特例制度という)だ。
10年前に導入された納税猶予制度(既存制度)は軽減税額も限定的で使い勝手が悪かったため利用する企業が少なかった。当事務所は既存制度で経験済みであるが…。
この新制度は平成30年1月1日からの10年間に限定して利用できることとされた。
10年間の制限は現在の中小企業の経営者の大半が団塊の世代であるため今後10年間に経営者交代が集中することに対処するためと考えられる。
我国の経済力を維持するためには企業数の90%超の中小企業の存続が不可欠である。その中小企業は直近5年間で約40万社が減少し、激減の状況である。
これは後継者不足が原因である。
40年前は親族内承継が93%であったが直近では43%と低下していて、廃業あるいは企業譲渡で消滅している。
この制度は今後大量に発生する事業承継問題に対してかなり重要な選択肢を持つ故に重要である。来週相談に見える経営者もこの問題である。
対処するにはかなり長いスパンとなるので、納得のゆく説明と計画が必要であり、きちんと対処してゆきたい。
来年もよろしくお願いいたします。
今月は霜月、蔵王は冠雪した。
毎月コラムを書いているが、今月はネタ切れなので、私の今日一日の出来事を書いてみました。
午前9時出社、昨日提出した相続税の申告書の件で相続人と打合せの電話をする。
午前10時30分に東京より長年のクライアントの奥様が来仙し、仙台の土地売買を、やはり当社のクライアントの不動産会社での契約の立会を依頼されているので10時10分事務所を出る。奥様も買主も時間前にいらっしゃったので早速、宅地建物取士の社員が重要事項、売買契約書の説明をする。契約書の中の買主の融資不能の契約解除の2項を削除してもらう申し出をし、買主が快く承諾して調印となる。なごやかな歓談のあと不動産会社の社長、担当取引士、奥様と私の4名で「かに政宗」の個室で昼食となる。豪華なランチでごちそう様でした。
帰社は午後1時40分、明日の午後、飲食店社長より依頼の出店計画書のチェックをする。会社の体力と資金力を勘案してかなりきびしい計画とする。それをたたき台として若い社長はもがきにもがいてもらいたい。
午後4時過ぎ終了。そしてこの原稿を書いて今日も自分に御苦労様でした。
朝夕は肌寒く、日足の短さでもう晩秋を感じる。
10月1日の消費税の引き上げと同時に軽減税率制度が始まり8%と10%の複数税率となった。
今後大切なのは2023年10月に導入される「インボイス(税額票)」制度だ。
日本商工会議所によると中小企業者の5割異常がまだインボイス制度を知らないという。
日本が1989年に消費税を導入して以来の課題だったので30年を経た2023年10月の導入は決まっていた。
恩師山本守之先生は導入当時から、日本も早く導入しないと課税の公平は計れないと主張しておられた。
インボイス制度をたとえて言うと、税務署からもらった登録番号で振出した小切手(インボイス)を受け取った会社もそれをもとに経理処理する方式だ。
それにより現在と違って仕入税額と受入税額は一致する事になる。
免税事業者はインボイスを切れないので課税業者にならざるをえない。
簡易課税制度とか論理的にはありえない益税については課税の公平と零細企業の救済という狭間で、また政治が介入する事となるだろう。
残暑はきびしいものの、朝夕はめっきり涼しくなり、秋の虫のすだく声が日本の四季の哀れを感じさせる。しかし時々おとずれる台風には要注意だ。
さて我が楽天イーグルスは今日(9月8日)現在、ついに借金1になり、5月中旬以降、負ければ借金を背負うという瀬戸際の戦に6度勝ったが、9月7日の西武戦で借金生活に入ってしまった。
バントミスとかエラーとか自滅気味のところと、肝心のところでの一発不足もある。首位ソフトバンクに岸、則本、美馬の3本柱を立てて、必勝を期したが、3連敗の返り討ちに終わりBクラスに転落した。
平石監督は、新人を積極的に使ったり、調子の良い選手と悪い選手の入替起用もよく働いたが、和田恋を一か月も使い続けたミスもあった。
私は何とか3位に入りCSには出ると期待しているがどうしても岸、則本の奮起がないと実現できない。彼らが2勝3勝ではどうにもならない。
残り試合はあと16試合しかない。
がんばれ楽天イーグルス!
盛夏にも、夕暮れになると涼しい風が吹いてくる。
「どの子にも涼しく風の吹く日かな」飯田龍太
近年、認知症で苦しむ高齢者が多い。もっとも苦しんでいるのはお世話する親族かもしれないが。前にこのコラムに書いたが、認知症になった姉が点滴不可能になり死亡した。死因は老衰でした。
認知症になった時のために財産の管理をする「成年後見人制度」が出来たのは25年ほど前と思うが、後見人が財産を着服するなどの不正が頻発し問題になったが、不正を働く者は親族が大半だが弁護士等の専門職後見人もかなり居た。
最近の後見人に選任される比率は親族30%、弁護士等70%だそうである。
頼れる親族とか居ない高齢者が認知症になる例が多くなりつつある現在、2017年に成年後見人制度促進法が施行され、いま具体策を検討しているようだが、後見人は個人ではなく組織的なネットワーク等で支援する仕組み、そして監督する仕組みを作らないと中々安心して任せられる制度にはならないだろう。
今、梅雨のど真ん中、毎日ジトジトしている。
我が楽天イーグルスもジトジトの連敗中で中々陽の光も見えてこない。
最近、定年で退職する社員がおり、退職金を計算するうえでの退職規定の運用でハタと困ってしまった。
それは定年とは何かという定義だ。
今迄、定年退職した者は居たが、今回は大震災の翌年に受け入れした数名のうちの1名の退職についてだ。
定年とは新卒で入社した者が定年を迎えるとの認識であったが、今は中途入社の者の方が多い。
その原則だと今回のように高齢で入社し定年を迎えた者と、中途退職する者が同じ勤務年数でも、基本給に乗じる係数が倍違うことになり、どうもおかしい。
それで退職規定を次のように改定するよう諮る事とした。
「勤続20年以上の者は定年による退職とみなす」
このような考えは如何なものかと思い色々調べたら「就業規則の作り方」(税務経理協会)という本に私と全く同じように、その矛盾に対するため定年を20年以上の勤続者と規定している例があり安心した。
30年前に作った就業規則及び諸規定は、時流に合わせてきたつもりだが根本を見直す時だろう。
梅雨入りした庭には、朝から雀が群れて、エサを探したり遊んだりしています。
5年程前に愛猫の「アミ」が16年の命をとじてからペットロスになり、再び飼う事も諸般の事情から断念した。
そんな時、野鳥を飼うなら誰の迷惑にもならないだろうと、2年程前からエサをあげ始めた。
しばらくは雀だけで「雀のお宿」だなと妻と笑っていたが、やがてほかの野鳥も来るようになった。
キジバト、ヒヨドリ、ツグミ、カワラヒワ、シジュウカラ・・・。名の知らない鳥は調べた。
最近背に黒白の斑点のある小鳥が老木の梅の木をつついて、虫をとっている姿を見るようになった。
休日など朝から見ていると必死に木をつつき、疲れると伴侶と思えるひと回り小さな鳥と交替するという健気な様子が続いた。
調べるとコゲラと判明した。
妻に報告すると、妻はじっとその穴を見つめ「この梅はまだ見事な花も咲くし、実も採れるのよ」と言う。
私は「共存の道もあるだろう」と様子を見る事にしたら、翌朝、グジュグジュと変な鳴き声がする。
2、3分グジュグジュと文句らしき鳴き声をしていたら、サッと飛び去って行った。
見に行ったらコゲラ夫婦の未来のマイホームにはぎっしりと石がつめられていたのであります。
その後二度と姿を現しません。
我が家の野鳥物語その1より。
「令和」と共に10連休も終了した。
長いようで短かったと感じる人も多いだろう。
私の連休は、術後間もない事もあり晴耕雨読に徹した。雨の日は、戦争関係の本を読んだ。
本屋で出鱈目に選んだら不思議と戦争関係の本ばかりだった。「日本軍兵士-太平洋戦争の現実」「十字軍物語」「戦場のレビヤタン」など。年のせいか、近頃改憲論議が盛んなせいか。
本屋で出鱈目に選んだら不思議と戦争関係の本ばかりだった。「日本軍兵士-太平洋戦争の現実」「十字軍物語」「戦場のレビヤタン」など。年のせいか、近頃改憲論議が盛んなせいか。
塩野七生氏の「十字軍物語」は所詮宗教家(カトリック法王)と政治家(皇帝)の欲望と権力争いであった十字軍の現実を、女性の乾いた目で描いていてむしろ痛快だ。一方、吉田裕著「日本軍兵士」は最下層の下級兵士の実態よく調査し、統計し、冷徹に述べており、食欲もなくなる程のつらい本でありました。
一方、晴れの日は5月に入ってから続いたので、庭に遊びに、あるいは食物を求めて来る野鳥の観察を行い、大きな成果をあげたので(私にとっては)次回は野鳥の生態についてのコラムを書きたいと思っていますので請う、ご期待?
新年号は「令和」となった。また新しい歴史が始まる。
希望に満ちた歴史である事を望むが、過去もそうであったように中々一筋縄では行かない世界情勢は如何ともしがたい。
さてプロ野球は3月29日に開幕したが我東北楽天イーグルスの今季は如何なものだろう。
4月7日のバッファロー戦は総力戦の延長戦の結果、引き分けてどうにか3連敗は免れたのは大きかったと思う。
本拠地での初めての3連勝は嬉しかった。則本と岸の両エースの居ない戦いの中、中継陣のがんばりとウィラーを始めとした打線の活発さは目を見はるものがあった。
去年とは違うという実感は選手のやる気、チームワークの力を感じるからだろう。よいオーラが漂っていると感じるのは若い平石監督のリーダーシップによるものと思う。
今季は先発投手陣は不安なものの何かが違う。きっとよい結果が出るだろう。新しい歴史を作ってほしい。
がんばれ楽天イーグルス!
あの大震災から早くも今月11日で満8年が過ぎた。
昨夜のテレビで、石巻で飲食店を家族で営んでいたご主人が妻と息子を津波で失くし、茫然自失から立ち直り、店舗を震災特別借入金で再建したが、思ったように利益があがらず、返済措置の8年間も経て、今月4月よりの返済開始を前にしてやむなく自己破産の手続きに入るという話を聞いて、やり切れなく思った。
この震災を好機として、信じられないような発展と成長をした中小企業も見ているだけに、復興という明暗のあまりの差に愕然とする。
表に出ない、身近な被害としては、私の姉夫婦の事だが、生まれ育った気仙沼で震災に遭い、家族は逃げて助かったものの、土地、家、車などの財産をすべて失い、避難所暮らしをし乍ら、住めるところを探したが、見つからずやむなく、仙台の中古住宅を購入し2人で暮らしていたが、隣近所は見知らぬ人で望郷の念はげしく、ストレスとなり一昨年秋に義兄が亡くなり、姉は夫の死後、強度の認知症になり今年1月に亡くなった。
これも震災の被害者であり、このような後発的な表に出ない被害者は数知れない。
決して大震災の教訓を忘れてはいけない。
2019年も明けたと思ったら、アッと言う間に個人確定申告が始まった。
当事務所も恒例の繁忙期を迎え、過去の失敗例などをふまえながら、体制を整えるべく研修、検討会を開催した。
以下の問題点について検討、対策をたてた。
①いつも同じクライアントが締切ギリギリまで資料の持ち込みが遅れ全体の進捗に支障を与えすぎる。
②個人的な負担のバラつきがある。
③新規、飛込のクライアントの対応。
④12月決算多く、2月末まで確申に集中できない。
⑤先送りできない緊急な事案の発生、その他。
以上のような事が検討事項になったが、①以外は内部の問題であり、事務所内で対処する事とし、①については所長がクライアントに直接お願いする事となりましたので、何卒ご協力の程よろしくお願い申し上げます。
インフルエンザが流行しています。我々も皆様も充分に気を付け、手洗い、うがい、マスクの着用でこの確定申告を乗り切りましょう。
2019年の新年も明け、平成から新たな元号へと移り変わる年でもあります。
4月30日の天皇陛下の退位は江戸後期の光格天皇以来約200年ぶりで近代以降では初めてだそうです。
4月1日に新元号が発表される予定で関心は徐々に高まっているが、元号は645年の「大化」から「平成」まで247あるそうです。
条件は①良い意味を持つ ②書きやすく読みやすい ③俗用されていない ・・・などの条件があり、アルファベット頭文字はM(明治)T(大正)S(昭和)H(平成)と重ならないようにする見込みだ。
また5月1日を今年限りの祝日とし10連休で祝賀ムードを高める事になるが、我々中小企業にとっても3月決算の申告時期と重なり、影響が出そうです。
何はともあれ今年は色々と変化のある年となると思うがこの変化の年こそ、よりよく変化したい、改革したい、という意欲を我社、また自分自身に持ちつつ、一日一日を大切にしてゆきたいと、新年にあたり思います。
楽天イーグルスも今年は変わり目の年を機に優勝を期待したいですネ。
今月22日の冬至は平成最後の冬至となる。
年が明けると5月には天皇が変わり、年号も変わる。オリンピックも間近に迫り忙しい年となりそうだ。
それにしても気になるのは、気候の変動の大きさと、世界の政治、経済の変動の大きさだ。
変動は悪い変動の方が強力で、生活に大きな影響を与える。最近の寒暖の差の激しさは地球温暖化のせいだそうだが、年寄りには体にこたえる。
「アメリカンファースト」によるトランプ氏の世界に与える変動も予断を許さない。
歴史は数千年に渡る変動で科学、医学等は良い発達を遂げたが、ひとりひとりの人間にとってはどのような変動があったのだろう。
戦争(殺人)の歴史であったが愛の歴史ではなかったと言える。「誰でもよいから人を殺したかった」という殺人動機はかつてなかったのではないか。
悪い世の救世主として現れたキリストはマタイ伝の中で世の終わりのしるしとして「愛が冷える」と言われた。
愛を失ってはなるまい。この世が終わらない為にも。
来年もよろしくお願い申し上げます。
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